無認可共済の保険会社化…目次
無認可共済の保険会社化について − その18
保険サービスの消費者の立場
今回の法改正で、多数の特定保険業者・少額短期保険業者あるいは保険会社が出現することになります。今まで既存の保険会社では得られなかったような新しいサービスを提供する会社も多数出てくると思います。また今まで無認可共済ということで、加入にちょっと二の足を踏んでいたようなケースでも、少額短期保険業者あるいは保険会社ということで、正式に保険業法による登録あるいは免許を得て事業を行なうのであれば、それなりの安心感もあるかも知れません。
とはいえ、事態が落ち着くまで当分の間はいろいろな混乱もあるでしょうし、無理矢理短期間で少額短期保険業者や保険会社になった所は、本当に保険会社らしい体裁を整えるのにしばらく時間がかかるかも知れません。
少額短期保険業者はこれから約2年の間にかなりの数誕生しそうですし、新しい保険会社もいくつか誕生することと思います。これまでとは様変りのスピードで変化が起こるので、業界も消費者もマスコミも、多少混乱するかも知れません。
いずれにしても保険サービスを利用するかどうかは、あくまで自己責任の自分の判断です。
まずは新しい制度ができて新しいサービスが正式に可能になったということをしっかり理解した上で、納得いくまでその「サービスの内容」、その「サービスを提供する会社の内容」を確認して下さい。
保険業法が改正され、特定保険業者・少額短期保険業者が保険業法の規制下に置かれたということにより、そのような情報を入手するための制度は用意されているということですから。特定保険業者の場合も、契約の重要事項の説明や決算の開示は必要となります。少額短期保険業者の場合は、ほとんど保険会社と同様の情報提供が必要となります。
新しい保険業のプレーヤーの登場により既存の保険会社も影響を受けて、より良いサービス・より幅広いサービスを提供してくれることを期待したいと思います。
締めくくり
無認可共済の保険会社化で日本の保険業の姿は大きく変わろうとしています。既存の保険会社やその募集人・代理店にとっては当面さほどの大きな変化は実感できないかも知れませんが、今後様々なタイプの新しい保険業者が登場し、既存の保険会社もそれぞれにその動きに対応するという形で、次第に変化が表面化してくると思います。
新しい保険業者は新しいアイデアとやり方で保険業界に参入してくるわけですから、それに触発されて既存の保険会社も含めて、様々な試行が展開されるものと思います。そのようなダイナミックなマーケットの変動を楽しみに見守りたいと思います。
無認可共済の保険会社化について−その1
無認可共済の保険会社化について−その2
無認可共済の保険会社化について−その3
無認可共済の保険会社化について−その4
無認可共済の保険会社化について−その5
無認可共済の保険会社化について−その6
無認可共済の保険会社化について−その7
無認可共済の保険会社化について−その8
無認可共済の保険会社化について−その9
無認可共済の保険会社化について−その10
無認可共済の保険会社化について−その11
無認可共済の保険会社化について−その12
無認可共済の保険会社化について−その13
無認可共済の保険会社化について−その14
無認可共済の保険会社化について−その15
無認可共済の保険会社化について−その16
無認可共済の保険会社化について−その17
無認可共済の保険会社化について−その18
無認可共済
保険業法改正…共済
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