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注目商品 Bridge死亡保険(オリックス生命)by杉山明(15)

7519  オリックス生命

Bridge死亡保険(オリックス生命)



この商品の評価ポイント

  • 解約返戻金をゼロにしたことによって保険料を低廉に抑えている

  • 販売チャネルをインターネットに限定したことにより、保険料を低廉に抑えてい

  • 他社の同種の定期保険と比較しても保険料が割安である(上記契約例)

この商品の注意を要するポイント

  • 対面型商品(Fine Save )に比べると加入年齢の範囲、満期年齢、保険金額などで範囲が狭くなっている

  • 保険料の払込方法はクレジットカード払のみ

消費者側の注意点

  • 保険料を安く抑えるために解約返戻金をゼロにしている

  • 自動更新が80 歳までであり、対面販売の商品(Fine Save :90 歳)と比べると短くなっている

  • 保険料は安くなっているが、必要保障額の算出や保険(保障)期間の決定など、ほかの人のアドバイスを受けることなく自分で決定する必要がある。

商品戦略



オリックス生命の、Bridge (ブリッジ)はインターネット専用の無解約返戻金型の定期保険である。実は、オリックス生命は、同様に解約返戻金をゼロにした定期保険、Fine Save (ファインセーブ)を販売している。

こちらはインターネットでの取り扱いではなく、従来の対面型の販売チャネル用の商品となっている。Bridge とFine Save の違いはホームページもよく目に留まる場所に比較が掲載されている。

定期保険は、保険会社にとって理想的な商品のひとつである。掛け捨ての保険であるために、一般的に、終身保険などに比べて責任準備金の積立が少なくてすむ。限られた資本のなかで、効果的に保険ビジネスを拡大するためには、定期保険という保険商品は、ぜひとも主力であってほしい商品である。

新しい保険会社であるライフネット生命やネクスティア生命が定期保険の販売に注力するには理由があるのである。もちろん、同じ定期保険であっても他社を差別化する魅力を打ち出さなければならない。保険商品自体がシンプルな定期保険の場合、それは保険料の安さということになるのであろう。

かぞくへの保険(ライフネット生命)、カチッと定期(ネクスティア生命)、Fine Save (オリックス生命)の保険料はほぼ変わりない水準になっている。そのなかで、Bridge (オリックス生命)は、一段と安い保険料率を提供している。

ただし、販売の主力は、Bridge ではなくFine Save にとどまっている推測される。私たちが、車を購入するとき、同じブランドの車種であっても最も廉価版のタイプを購入することは少ないであろう。

さまざまなオプションや使い勝手などを総合的に考えると、廉価版より少し上のクラスのものを選ぶ人が多くなっているはずである。保険の場合も、車の場合とまったく同様である。Bridge の商品戦略上の位置づけは、「オリックス生命の定期保険は安い」と感じてもらうための商品ということになる。

商品分析





Bridge は、保険のことをすべてじぶんでやりたい個人に特化した商品になっている。そのため、求められる商品属性は、できるだけ安い保険料、自分ですべて契約できる、保険会社の人に会わなくて契約できるということである。一方、商品を理解する上でアドバイスをもらったり、少し複雑な契約形態になるような個人向けの商品はFine Save が用意されいている。

さらに、法人向けの場合、定期保険は節税商品として販売される。法人向けの場合、大切な属性は解約返戻率である。オリックス生命では、法人向けの定期保険としてロングターム7 という定期保険を用意している。定期保険をよりセグメント(細分)化することによって、顧客満足度を向上させようとしているのである。

消費者として注意しておきたいことは、保険料が一番安いという理由だけでこの保険を選んでも満足できないかもしれないということである。今後、保険の見直しなどで頼りになる代理店がほしいと思っている人や高い解約返戻金など求める要求が異なる場合には、別のタイプの商品がよいであろう。消費者の属性と商品の属性が一致しなければ満足につながらないことに留意しよう。


2011年8月





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