引受基準緩和医療アメホvsアフラック byしごとにん(61)
7391 アメリカンホーム保険
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引受基準緩和型医療保険の比較
先般、アメリカンホームダイレクトから「みんなのほすピタる」シリーズで引受基準緩和型の医療保険が発売されました。
以前にも引受基準緩和型の医療保険は取り上げましたが、当時終身型はアフラックの「やさしいＥＶＥＲ」しかなく、対抗馬はアリコジャパンと住友生命の９０歳までの保障タイプで貯蓄性や死亡保障が付加されることもあり、保険料が割高なものしかありませんでした。
今回、「みんなのほすピタる」の引受基準緩和型の終身タイプが「やさしいＥＶＥＲ」の本当の意味での対抗馬足りえると考え、改めて題材にしました。
保険料と基本内容の比較アフラックが男女同額となるため、６０代半ばまでは「みんなのほすピタる」に軍配が上がります。
しかしながら、それ以降はアフラックが割安となります。
基本的な保障内容については、告知後１年以内の入院、手術については給付金が半額になるなどほぼ同一ですが、ＥＶＥＲのアキレス腱である「ケガの保障は８０歳まで」がここでもボトルネックになります。
引受基準の比較
現在入院中であるか、３ヶ月以内に入院、手術、検査をすすめられている場合は通常の医療保険同様加入することはできません。
過去２年以内の要件で見た場合（アメリカンホーム２、アフラック３）、アメリカンホームはすべての病気、ケガで入院した場合加入不可ですが、アフラックは記載されている病気以外は、このレベルでは加入不可ではありません。
アフラックにおいては次の４，５，６で９０日以上の入院や特定の病気による通院が不可となる項目に加えられます。
ここで読み取れるのは、２年以内ならアメリカンホームはすべての病気、けがが加入不可の条件となりますが、アフラックについては記載されていない病気あるいは入院日数でなければ加入不可ではない、ということです。
逆に２年超５年以内の場合、アメリカンホームはがんと肝硬変以外は加入できますが、アフラックはがん、肝硬変以外にも記載の病気で診断を受けたことがあれば加入不可となります。
つまり、２年超５年以内はアフラックの方が加入条件は厳しく、２年以内はアメリカンホームの方が加入条件は厳しくなります。
要介護とがんについて要介護についてはアフラックの条件では加入不可の条件にはありません。
アメリカンホームは要介護はもとより、要支援の認定や要介護に該当することでも加入不可の条件となります。
アフラックが要介護状態でもすべてこの保険に加入できる、ということではないと思いますが、要支援など微妙な状態の場合、アフラックの選択しかないようです。
がんにつきましては、各社定義が一定でなく、比較は難しいのですが、ここでは両者の但し書きが大きく違いましたので載せてみました。
ここで明らかなのは、アフラックの「やさしいＥＶＥＲ」において、上皮内がんは悪性新生物ではないので、ここでの「がん」には該当せず、５年以内の条件には当てはまらないことです。
最後に
このタイプの保険は、当然ですが保険料は通常タイプよりかなり割高です。
ご検討される際は、まず通常タイプで対応できるソニー、三井住友海上きらめき、損保ジャパンなどの商品との比較をお勧めします。
既往症によっては、条件付になりますが引き受けてくれる可能性がありますので、まずはトライしてみてから、ＮＧであったときに「引受基準緩和型」を検討しても遅くありません。
 引受基準緩和医療比較 アメホvsアフラック
商品比較 限定告知型の医療保険
限定告知・引受基準緩和医療比較
引受基準緩和型の終身医療比較1
引受基準緩和型の終身医療比較2
告知義務と質問に答える義務
商品比較無選択型の医療保険
弱体者向け医療保険の比較
限定告知型医療保険の比較
やさしいＥＶＥＲ(アメリカンファミリー)
注目商品 みんなのほすピタる アメリカンホーム
スミセイの千客万頼（住友生命）住友生命
まもりたい（アリコジャパン）アリコジャパン
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この情報は公開情報と独自調査によります。発売元保険会社のパンフレットや約款等によりご確認ください。
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