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注目商品200711 逓減定期保険(アクサ生命)9685 アクサ生命 
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アクサ生命 逓減定期保険逓減定期保険は、掛捨ての定期保険の一種で、年々保障額が減っていくというものです。そもそも、年々必要保障額自体が減っていくのが一般的で、20年、30年という長期間にわたって、同じ保障額を確保しておく必要がないことが多いのです。 この必要保障額にあわせたような保障額になっているのが、逓減定期保険で、保障額の面からもムダがなく効率的です。保険料の面から見ても、比較的割安な保険料で、当初は多くの保障額を確保できる点が魅力です。 逓減定期保険は、外資系や損害保険会社系の各生命保険会社を中心に、各社から出ていますが、その中でもアクサ生命の逓減定期は、逓減の仕方に特徴のある商品です。 逓減開始時期を３つのタイプから選択することができる他社の逓減定期保険は、ほとんどが２年目から保障額が減っていきます。 アクサ生命の逓減定期保険では、逓減が開始する時期を２年目、６年目、１１年目の３つの中から選ぶことができます。    ライフプランによって逓減開始時期を選べる一般的には、必要保障額は毎年減っていくものですが、一人一人のライフプランによって、減り方は異なります。 例えば、10年後から教育費が多くかかるという場合、今後10年間の必要保障額の減り方は緩やかで、11年後からは教育費の分も減っていくため、減り方も大きくなると考えられます。このような場合には、2年目から一定額が減ってしまうと、将来の保障額が減りすぎてしまう場合もあり、対策としては、当初の保障額を大きくしておく必要があります。 この点で、アクサ生命の逓減定期保険は、逓減開始時期を選べるので、逓減の仕方を緩やかにしたい場合など、ライフプランに沿ったタイプを選ぶこともできるのです。 上記の例でも、Ⅰ型とⅢ型では、50歳時の保障額が500万円以上差があります。まだ子どもが小さくて、将来もある程度は保障額を大きくしておきたいという人にも、選びやすい商品でしょう。 Wealth格付け☆☆☆ 保険料面で、他社よりも少し高めという印象があります。 しかしながら、将来の保障額を確保するために、多めの保障額に入らなくてはならない場合には、かえって、保険料が割高になってしまうこともあるでしょう。 ライフプランに合わせて、逓減開始時期を選べるというのは、大きな魅力です。 しっかりと、ライフプランを立てて、必要保障額の推移を把握した人には、合わせやすい商品でしょう。ただし、なかなか個人で必要保障額の推移を算出するのは難しく、ファイナンシャル・プランナー等に相談することなども必要になってくるかもしれません。 個人では、なかなか選びにくいという点で☆は３つにしましたが、適合する人にとっては、とても良い商品だと思います。 こんな人に向くこれから５～10年後に教育費のピークが来る人。 20年後などにも、ある程度、大きな保障を残しておきたい人。 こんな人は慎重に2年目からの逓減開始のタイプが合う場合には、他保険会社の方が割引などの点で保険料が安くなることもあります。 2007年11月 マネーカウンセリングネットWealth 高田晶子 | |||
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