注目商品 愛ある医療保険（アイアル少短）by古川悦子(57)
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愛ある医療保険（アイアル少額短期保険）
少額短期保険（ミニ保険）と一言でいっても、保障内容は様々です。アイアル少額短期保険の｢愛ある医療保険｣は、シンプルで分かりやすい保障内容となっています。
シンプルではあるものの、主契約と組み合わせる特約によって、多くの保障ニーズに対応しています。また、不妊治療中の場合も特別条件を付けることで加入可能となっています。
さらに、｢郵送で申し込む（申し込みセット希望）｣だけでなく、｢インターネットで申し込む（完全完結型）｣方法を選択できる少額短期保険です。ちなみに、｢ネット完結型保険商品｣とは、ペーパーレス・キャッシュレスの保険商品をいいます。
① ｢愛ある医療保険｣の保障内容
この保険には、｢ハッピーライフ｣｢セカンドライフ｣｢レディーライフ｣があり、それぞれにおいて、複数のプランから選択可能となっています。＜表①＞を参考にしながら、仕組み・特徴・保障内容を押さえておきましょう。
【仕組み】
［主契約と付加できる特約］
〈主契約〉入院保険金、手術保険金
〈特約〉ガン入院保険金、女性疾病入院保険金、死亡保険金
［各プランの仕組み］（付加する特約と死亡保険金額により15プランから選択）
■ハッピーライフ
｢基本プラン｣と｢ガン入院しっかりプラン｣の2つに大別、それぞれに、3つのプラン｢死亡なしプラン｣｢死亡付きプラン（死亡保険金300万円）｣｢死亡付きプラン（死亡保険金200万円）｣があります。
＜基本プラン－死亡なし＞
入院保険金、手術保険金
＜基本プラン－死亡付き300万円＞
入院保険金、手術保険金、死亡保険金300万円
＜基本プラン－死亡付き200万円＞
入院保険金、手術保険金、死亡保険金200万円
＜ガン入院しっかりプラン－死亡なし＞
入院保険金、手術保険金、ガン入院保険金
＜ガン入院しっかりプラン－死亡付き300万円＞
入院保険金、手術保険金、ガン入院保険金、死亡保険金300万円
＜ガンしっかりプラン－死亡付き200万円＞
入院保険金、手術保険金、ガン入院保険金、死亡保険金200万円
■セカンドライフ
｢ハッピーライフ｣とプランの仕組みは同じ。違いは、死亡付きプランで死亡保険金額100万円と50万円から選択できることです。
■レディーライフ
｢女性疾病しっかりプラン｣において、3つのプラン｢死亡なしプラン｣｢死亡付きプラン（死亡保険金300万円）｣｢死亡付きプラン（死亡保険金100万円）｣を選択できます。
＜女性疾病しっかりプラン－死亡なし＞
入院保険金、手術保険金、女性疾病入院保険金
＜女性疾病しっかりプラン－死亡付き300万円＞
入院保険金、手術保険金、女性疾病入院保険金、死亡保険金300万円
＜女性疾病しっかりプラン－死亡付き100万円＞
入院保険金、手術保険金、女性疾病入院保険金、死亡保険金100万円
【特徴】
●保障ニーズに合わせてプランを選択できる
●申し込み方法として｢郵送による申し込み｣と｢ネットからの申し込み｣から選択できる
【保障内容】
｢ガン入院保険金｣と｢女性疾病入院保険金｣の支払事由に該当した場合、主契約の入院保険金にプラスされ、日額10,000円が支払われます。ガン入院保険金には90日間の免責期間があります。
■不妊治療保険｢子宝エール｣
ここでは、｢子宝エール｣（不妊治療中でも加入できる保険）について説明していきます。
【仕組み】
｢愛ある医療保険 レディーライフ｣（女性疾病特約付き）に、｢特別条件特約Ａ｣（加入条件の制限・不担保項目を追加）がプラスされた医療保険です。
【特徴】
●加入条件、保障されない疾病（不担保となる疾病）が明確
●割増保険料なしで加入できる
【保障内容】
不担保項目を追加することで、割増保険料なしで｢レディーライフ｣と同じ保障内容となります（保障内容については、＜表①＞の｢レディーライフ｣を参照）。加入条件と保障とならない疾病が明確で分かりやすくなっています。
保険期間を更新時点で、不妊治療の特約が不要となった場合は、特約を削除し通常の医療保険として更新することも可能です（不妊治療終了後も継続可能）。不妊治療中だけでなく、その後の妊娠・出産へのリスクにも対応しています。なお、現段階では不妊治療費の保障はできませんが、不妊治療中に発症するその他の病気に備えられます（子宮筋腫、切迫流産、妊娠中毒症、子宮外妊娠など）。
＜加入条件＞
過去1年以内に、以下の不妊治療を行っている方
｢排卵誘発剤の投与｣｢人工授精｣｢体外受精（顕微授精を含む）｣
＊不妊治療中以外の病気やケガについては、健康状態の告知が必要
＜保障されない疾病＞
｢卵巣過剰刺激症候群（ＯＨＳＳ）｣｢骨盤腹膜炎｣｢子宮内膜ポリープ｣｢帝王切開｣
② 取扱内容について
｢セカンドライフ｣の契約可能年齢は、満50歳からとなります。この保険は、少額短期保険なので保険期間は1年となり、保険期間中に発生した保険金の支払事由による保険金の支払限度額は80万円となります。主契約に女性疾病入院特約、ガン入院特約を付加している場合は、その入院保険金も含めて80万円限度です。
少額短期保険の保険金額には上限があります。ただし2013年3月31日までの経過措置として、以下の上限金額（ ）が認められています。
◆医療保険80万円（経過措置240万円）
◆死亡保険300万円（経過措置1,500万円）
③ 月払保険料の比較
保険料は、5歳刻みで設定されています。保障内容をシンプルにすることで、低廉な保険料を実現可能としています。
契約年齢が高くなるほど、｢死亡なしプラン｣と｢死亡付きプラン｣の差額が大きくなっていますが、高齢になるほど亡くなる確率が高くなることによるもの、｢レディーライフ｣の保険料は30歳～39歳の保険料の方が、40歳～49歳の保険料より割高になっています（30歳～34歳の場合は50歳～54歳より割高）が、25歳～39歳の出産時期になると女性疾病（子宮筋腫・乳ガンなど）に罹る確率（リスク）が高いと判断したものと考えます（25歳－29歳の死亡なしプランの場合の保険料は1,770円）。
④ ｢愛ある医療保険｣に向いている方
医療保障は少額で備えたい方や、保険料の負担をなるべく抑えたい方に向いています。その中で、｢セカンドライフ｣は、年齢が上がっても保険料の負担は抑えたい方、｢レディーライフ｣は、女性疾病が心配な30～50代の女性にお勧めできます（流産・妊娠中毒症など出産に関わるものや、乳ガン・子宮ガンなどの女性特有の器官に起こるもの）。また、加入中の医療保険の上乗せ保障としても活用できます。
｢子宝エール｣は、不妊治療中でも他の病気やケガの保障を必要としている方や、不妊治療費は高額なので医療保険の保険料は安くしたい方に向いています。この保険は、実際に不妊治療をしている方へのアンケートや座談会を開催することで、生の声を聞き、その声が反映された医療保険です。不妊治療中の方向けの情報サイトを運営するジネコ（株式会社バズラボ）より依頼があり、共同開発で作られています。
不妊治療をしている女性への付帯サービスも充実しており、また問い合わせ対応を専任の女性スタッフが対応するなどプライバシーにも配慮しています。
2012年12月
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この情報は公開情報と独自調査によります。発売元保険会社のパンフレットや約款等によりご確認ください。
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