200705 「定期付き終身保険」の保険料払済時のカラクリ!
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200705 「定期付き終身保険」の保険料払済時のカラクリ!

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「定期付き終身保険」の保険料払済時のカラクリに注意警報!

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「定期付き終身保険」の保険料払済時のカラクリに注意警報!



● 約1,500万件ほどの契約がある「定期付き終身保険」だが、700万人とも言われる団塊の世代がその保険料払済時を迎え、2つの問題が急浮上してきた。一つは「保険料払済時点の配当積立金」の問題。もう一つが「医療保険などの定期付き終身保険に付加した特約」の問題だ。

 これまでは「定期付き終身保険」の問題というと、「定期保険部分の更新型」がやり玉に挙がっていたが、遂に多くの契約者が60歳や65歳などの保険料払済を間近に控え、この2つの問題が俄然クローズアップされてきた。

● まず「配当積立金」だが、もし契約時の設計書に記載された「配当積立金額」を60歳などの保険料払済時に手にできると考え老後の資金準備やあるいはそれを年金にする予定の契約者がいたら要注意だ。既にこの「配当積立金」については、「週刊ポスト」(小学館・1月27日号)で「団塊世代の生命保険『積立配当金』が半額になる!」で特集をした。つまり、設計書に記載された配当金は半額あるいはそれ以下もあり得るため契約者は注意すべしとする警鐘記事だった。

 もちろん、低金利の長期化で生命保険の配当金が期待できないことは何となく分かってはいても、半額あるいは半額以下となるとその心の準備はしておきたいところだ。間違っても生命保険の設計書に記載された配当積立金を老後の資金準備にアテにしているとその計画は大きく狂わされることになる。

● ところで「配当積立金の半減」は、経済情勢による不可抗力という捉え方もできるが、契約者として放置できないのは、もう一つの「医療保険等の特約」の問題だ。例えば、60歳払済の場合は「疾病入院特約/成人病入院特約/女性疾病入院特約」等の「定期付き終身保険」に付加した特約は「80歳迄の20年間保険料は一括支払い」となっているのだ。

 実は、先ほどの60歳時点で蓄積しているはずの「配当積立金」から、この80歳までの特約一括保険料は支払えることになっていたが配当積立金の激減で「年払いでも可」と規定をほとんどの生保が変えている。つまり、60歳から80歳までの20年間分の特約保険料を契約者は払うことになる。

● さて、ここで問題が生じるのは、「特約が全期型か更新型」かの違いである。もし不幸にして「更新型」であると、その保険料払済時点の年齢で再計算されることになる。60歳払済なら60歳の保険料で再計算される仕組みだ。もちろんかなりの保険料負担が待ち受けていることになる。ところが特約が全期型であったとすると「契約時の保険年齢」が適用されるのだ。60歳を例にすると保険料はほぼ倍近く違う。まとめると、「配当積立金は激減し、さらに80歳までの特約保険料の負担」が重くのし掛かってくることになる。

● もちろん、健康体ならまだいいが、もし健康を害していたらその高い「特約保険料」を払い続けるしか選択肢はない。さらに付け加えると「特約・全期型」を選択していると「60歳」等の保険料払済時に相当の「解約返戻金」が蓄積しているのである。もし、80歳までの医療保険継続が必要と考えない契約者ならその解約返戻金と80歳までかけ続けたつもりの保険料を現金として別途積み立てておけば、それが自分の裁量で仕える老後の医療保障資金にすることもできる。

● いずれにしても、保険料払済の時がきてからではほとんど「打つ手なし」である以上、できるだけ速やかに自分の「定期付き終身保険」の中身を再確認しておく方が安心であることは言うまでもない。

2007.5. 大地一成

■「定期付き終身保険」についてもっと知りたい方は、このブログをご覧ください。

→「大地一成の保険かわら版」http://blog.goo.ne.jp/daichi2--6/
 
→「大地一成のブログ保険塾」http://blog.livedoor.jp/di1958/?blog_id=2342717


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