どうやって選ぶか1 by 自称Cプランナー(34)日本生命

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生命保険■独断解説

どうやって選ぶか1 by 自称Cプランナー(34)

7357  日本生命

どのチャネル・誰から入る・どうやって選ぶか1

A.多様化する販売チャネル

私の原稿の予定としては、今回の二つの原稿で保険の考え方について一通り終了したと考えますので、最後に、どのチャネル・誰から・どうやって選ぶかについて書きます。

平成12年より銀行窓口での生命保険販売が全面解禁されました。

これにより生命保険に関しての販売チャネルは多くなりました。

分類方法により異なりますが、現在の時点で主な販売チャネルだけでも
  1. 大手生命保険の営業職員
  2. 外資系・コンサルティング系の営業職員(一部ライフプランナーと呼ばれている)
  3. 損保代理店
  4. 来店型保険ショップ
  5. 金融機関窓口
  6. 郵便局窓口
  7. 通信販売(インターネット完結型を含む)
  8. FP事務所
さらに細かく分けると保険会社が複数の場合、1社専属の場合もあります。

複数社の場合、がん保険など特定商品だけを扱う場合と、十数社以上扱う乗り合い代理店と単純には分類できない状況です。

最終的には販売する人の能力差が大きいので、あくまで加入や見直しの際の目安とされば幸いです。

B.販売チャネル1 大手生命保険会社の営業職員


個人の能力差が大きいと書いておきましたが、大量採用して、1年で退職しても契約は残るというビジネスパターンは既に流行後れです。提案内容にセット商品が多くなりがちです。

生命保険に十分な予算を割り当てられるなら、特約のたくさんセットされた商品を望む方以外は向いていない。また、遺族年金などの公的保障を考えると10年またはそれ以上の期間、同じ死亡保険金額というのは合理的ではない場合が多い。

但し、このチャネルだけでなく、他の販売チャネルでも同様のことがあります。

C.販売チャネル2 外資系・コンサルティング系


一緒にするのが適切かどうか意見が分かれるかもしれませんが、例えばアリコなどはTVの宣伝のイメージが強いですが、売上は対面販売が多いようです。

コンサルティング系として、プルデンシャル生命・ソニー生命などが代表的で、コンサルティングのレベルとしては保険業界の中では高い方です。

終身保険は変額終身保険が得意なところもありますが、葬儀代として解約しない場合に向いています。単品のがん保険がない(平成20年7月現在)など、単品の商品に関しては一部他社商品も検討した方が良い場合があります。

D.販売チャネル3 来店型保険ショップ


ここは複数社を取り扱っている場合が多いチャネルです。ただし、扱い商品が多いからあんしんかというと、各社の販売のノルマもあり、商品によっては手数料収入も異なるので必ず公平な提案かは経営者の方針によって左右される場合もあります。

また、売れている商品、評判の良い商品がお客にとってイザという時に役に立つかということは別です。死亡保障などは金額については納得して加入しているので保障内容で誤解は少ないでしょう。

医療保険に1入院の限度日数に関しては、住宅ローン返済中、自営業者で融資返済中はリスクが大きいので、売れている商品で本当に大丈夫か注意が必要です。

D.販売チャネル4 損保代理店


損保代理店は生命保険に関してはレベル差が大きいチャネルです。FP資格を持って複数社扱いでレベルの高いコンサルティングをするところから、単品商品中心のところもあります。

全く生命保険を取り扱わない代理店もあります。

また、代理店とは異なり、生命保険専門のレベルの高いチャネルもありますがチャネルとしてはコンサルティング系に分類されます。

E.販売チャネル5 金融機関窓口


昨年11月から販売開始したばかりで、現在の段階では金融機関により取り組みに差があります。がん保険だけを扱うところから、FPを採用して本格的に販売するところもあります。

今後はどうなるかは今の段階では全く未定です。個人的な予想としてはレベルの高いコンサルティングができるところとそうでないところに二極化、または、成功のビジネスモデルがでると他が追従するかもしれません。

投資信託の販売で、説明不足が目立ったので、最初は気をつかっているようです。

F.販売チャネル6 郵便局窓口


旧簡易保険から郵政民営化によりかんぽ生命に移行しました。民間保険会社の商品を販売することは既に決定済みです。今の段階では引受限度額の制限、入院日額の制限があり、自由度は低い。

また、今までいろいろな面で保護されてきた面もあり、コンサルティングの経験不足と予想される。地域への密着度合い、信用の高さからは商品の種類によっては相談しやすいかもしれないチャネルです。保険会社の営業員より、相談はしやすいかもしれません。

G.販売チャネル7 通信販売(インターネット完結型を含む)


厳密には異なるチャネルですが、自己責任で契約するということでここでは同じチャネルにしました。

商品としては単品の医療保険や10年定期の死亡保障などシンプルなものが多い。保険料も単純には対面販売より安いように見られている。

対面販売で営業職員に押し切られるのを避けたいかたには向いているがいくつか注意する点があります。
  1. 死亡保障に関しては収入保障型定期保険などの方が割安な場合もある。
  2. 医療保障も住宅ローン返済中などリスクの大きい場合を考慮せずに加入する場合もある。
  3. 商品は理解できても、保険金額の設定が適切かどうかは自己責任となる。

G.販売チャネル8 FP事務所

FPの中でFP事務所として開業しているところに限定しても、コンサルティング能力の差は大きい。商売としている以上、手数料収入が主な収入減源となるのは、止むを得ないが、FPに相談して保険貧乏になるとことは無いように注意が必要です。

F.どこから入るか

今、現在は販売チャネルだけでどこがあんしんできるかは決められません。最終的にはどのチャネルか入るかということより、内容が重要なのはいうまでもありません。それでは、内容をどう比較したらよいのでしょうか?詳しく書き出すときりがありませんが、ポイントを二つに絞ると
  1. 現役世代(仕事がしている期間)はがん・長期入院で生活が破綻しないこと
  2. 老後にいくら貯蓄が残っているか
このふたつのポイントを実現させるためには、さまざまな知識が必要になります。

現役世代には保障が重複し、貯蓄ができていない場合は老後に介護状態になった時に対応できなくなります。

保険だけで対応しようとすると、終身保険・医療保険・がん保険・介護保険と高額になってしまいます。詳しくは次ぎの記事をごらん下さい。

2007年8月

by 自称Cプランナー(金森徹也) 北海道苫小牧市







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この情報は公開情報と独自調査によります。発売元保険会社のパンフレットや約款等によりご確認ください。


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