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2つの医療保険の補償内容を比較してみました。入院日額を、一般的に30歳の女性に必要な5,000円に設定し、1入院日数を、「終身MEDICO」は今後年齢が高くなると入院日数が長くなることを考えて120日に設定しました。 注意していただきたいのは、「MEDICO」の手術の補償は必ず入院を伴う補償内容になっていることです。 それと、通院の補償も病気の場合は三大疾病(ガン、心筋梗塞、脳卒中)に限定されます。しかしこの3つの病気は、厚生労働省の「平成17年患者調査」の外来受給率(人口10万人対)でも、新生物(ガン)が160、心疾患112、脳血管疾患96と比較的高い数値を出しています。 ただ「MEDICO」の場合、病気によっては補償内容が合わないかも知れませんので契約前によく検討する必要があります。 あと、2つの医療保険ともに損保系らしい商品内容になっていると思いました。「MEDICO」は天災危険を補償、「終身MEDICO」は特約で葬儀費用が担保できます。 それから「MEDICO」は、同じく日本興亜損保の自動車・火災保険に入っている方の保険料が5%割引になります。1社に保険をまとめて契約したいという方にはお得な特典だと思います。ただ、それ以外の方は逆に損だという意識をお持ちになるかも知れません。 次に、保険期間1年で年齢区分別に保険料が設定されている「MEDICO」と、男女同一保険料ですが、一般的な保険期間が終身の「終身MEDICO」の支払保険料をみていきます。 それぞれ補償内容が違いますので完全な比較は難しいですが、何となくでも違いがわかればとよいのではないかと思います。 (2)支払保険料と払込保険料総額「MEDICO」は、若い方を中心に年齢区分を簡素化しているようです。25歳〜44歳までは10年ごとに区分されています。 まずは、年代別に加入時の支払保険料を比較してみます。 (2)-1 年代別加入時保険料比較((2)のプランで女性の場合)
*「MEDICO」の最高契約年齢の65歳も記載。 *「MEDICO」は、男女同一、職業に違いなし。年齢区分により設定。 *「終身MEDICO」は、男女同一で、満年齢ごとに設定。 この表をみてもわかる通り、60代前半までは「MEDICO」の方が保険料は安くなりますが、65歳で区分がかわると「終身MEDICO」の方が若干安くなります。ただ、保険料を区分して大まかに設定しているため、区分ごとにみると年齢の低い方と高い方とで多少保険料の差額に開きがあるようです。 では、1つの区分で保険料を比較してみましょう。 (2)-2 年齢区分ごとの保険料の差額((2)のプランで45歳〜49歳の女性の場合)
例えば45歳〜49歳の年齢区分だと、45歳と49歳では「終身MEDICO」との保険料の差額に450円の開きがあります。全体的には保険料は安めになっていますが、すべての年齢においては、同じ条件でないということを知っておく必要がありそうです。 次に、最終的な払込保険料総額をみていきます。 (2)-3 支払保険料総額比較((1)のプランで女性が20歳で加入した場合)
*年齢は、「MEDICO」設定の年齢区分による。 *25歳〜44歳までが10歳毎に、あとは5歳毎に設定。 *計算は、「終身MEDICO」の最高契約年齢以内とする。 この表では、「MEDICO」が「終身MEDICO」より払込保険料総額が少ないのは20代前半だけで、25歳からは「終身MEDICO」の方が少ないという結果が出ています。「MEDICO」の方が、補償が多いというのもありますが、最終的には終身MEDICO」の方が、払込保険料総額が少なくなってくるのではないかと思われます。 (3)「MEDICO」にはどういう方が適しているのか考えてみましょう。「MEDICO」の良いところは、通院の単独保障が可能なこと、年齢区分ごとで保険料が安いこと、保険料の割引の特典があることだと思います。しかし、これらが自分に必要なものなのかよく考えてみることが大切です。 あと、「MEDICO」は、保険期間1年となっていますが80歳まで自動更新されるし、保険料が5年、10年の年齢区分で設定されているので、いわゆる5年、10年の定期型の医療保険と同じようなもの。ただ保険期間はあくまで1年なので、一時的に医療の保障を厚くするとか、見直しまでの間の医療保険にするなどの使い方をすると便利かも知れません。 なので、これから長期間加入していくのではなく、特典を活かしながら短期間だけ加入したいと思う方にはよいのではないでしょうか。上手に利用すると利用価値の大きい医療保険だと思います。 2007年2月
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