注目商品200908 全労済「いきいき応援」全労済

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注目商品200908 全労済「いきいき応援」


全労済(個人長期生命共済、引受緩和型更新プラン「いきいき応援」)


 持病や既往症がある人や通院・服薬中の人でも保障を得られるようにと、最近は、引受基準緩和型の保険商品が増えてきました。
 
 確かに私たちの事務所へ相談に来られるお客様も、健康状態を気にされる人が非常に増えてきました。

 以下では、全労済での商品で、病気やけがによる入院・手術・死亡保障を提供する「いきいき応援」をとりあげました。

●生命共済といっても、入院・手術と死亡保障のセットで、告知項目は5つ。


民間の保険では、医療保険と死亡保障の生命保険と別れている場合が多いですが、共済ならではの特徴としては、医療保障と死亡保障をいくつかの選択肢から組み合わせてセットできるという点が挙げられます。

ただし、年齢や性別によって、掛け金は異なり、5年更新です。

<加入できる年齢>
 
満40歳から満70歳

<告知内容5項目> 

高血圧・糖尿病・ぜん息・胃潰瘍などで治療中でも、次の5つすべてがNOなら加入できる。

以下、5つの質問項目


<保障期間と内容>

保障期間は5年。
保障内容は、入院日額3000円コースと5000円コースから選べますが、以下は5000円コースの例。

 保 障 内 容
入院病気やけがで5日以上連続して入院したら、1日目から180日まで、通算1000日の給付。
1年目は半額で、日額2500円。2年目以降5000円の給付。
手術病気やけがで手術をしたら、入院日額の10倍。
1年目半額の25000円。2年目以降50000円の給付。
死亡
50万円、100万円、200万円、300万円から選択。
1年目は半額。


さらに以下のように満期金コースをプラスすることができる。

5年後の満期に
10万円単位で10万円〜300万円まで選べる
(10万円コースは、毎月1615円の掛け金で5年間の合計96900円)

 

●掛け金水準は?


 男性女性
年齢
 
死亡保障50万円コース
 
 (参考)死亡保障50万円コース
 
(参考)
うち死亡保障分の掛け金正味の医療保障分の掛け金うち死亡保障分の掛け金正味の医療保障分の掛け金

40歳

4555円

405円

4150円

4205円

255円

3950円

45歳

5910円

610円

5300円

4540円

340円

4200円

50歳

6650円

850円

5800円

4780円

430円

4350円

55歳

7530円

1080円

6450円

4955円

505円

4450円

60歳

8135円

1385円

6750円

5135円

585円

4550円

65歳

9510円

1760円

7750円

5750円

750円

5000円

70歳

13210円

2510円

10700円

7775円

1075円

6700円



 

●商品内容のポイントや注意点


 入院や手術、そして死亡保障がセットになっており、告知の基準が緩い引受基準緩和型の保険は、通常の医療保険より手術給付は低めになっていること、保障開始日から1年以内は給付内容が半分になってしまうことには注意が必要です。これは、体況上、入院などの可能性が高い人の加入に備えて、給付である出口を押さえる仕組みになっているからです。

 掛け金水準は、死亡保障が一番少ない50万円コースで、50歳男性で6000円台、50歳女性で4000円台となっています。ただし、他の引受基準緩和型の医療保障タイプと比較できるように、死亡保障の掛け金分を除くと、50歳男性で医療保障分で正味5800円程度、50歳女性で4350円程度と換算できます(実際は死亡保障がセットになるので、この掛け金にはなりませんが)。

 5年更新で、80歳まで継続できますが、70代では、かなりの掛け金負担になっています。

 ちょうど引受基準緩和型医療保険について、以下で同様の商品(期間10年と終身タイプ)が比較されています。

引受基準緩和型医療保険の比較

 保障期間5年なので、同じ土俵で比較はできませんが、アメリカンホームなどと比較しても、掛け金水準は低いとはいえないようです。一方、この商品の保障が充実しているといえるのは、1入院180日までという点でしょう。

 なお、全労済は、加入には組合員であることが必要で、生活協同組合運営のための出資金(1,000円以上)を考慮することも必要です。

●Wealth格付け


全労済「いきいき応援」 ☆☆

 体況上の不安を抱えながらも、入院日額5000円程度の医療保障を確保したいという場合に、質問項目の5つがクリアできれば、加入できる選択肢が増えるのはいいことだと思います。

 ただし、掛け金水準は低いとは言えず、70代になるとかなりの負担になるので、まずは貯蓄を予備費として確保することを考え、利用するなら、5年更新しながら、健康状態をみて、より通常に加入できるまでのつなぎに使う程度でいいのではないでしょうか。

★こんな人に向いている! 

対象:40歳から60歳程度まで、健康状態をみながら、通常の保険に加入できるまでのつなぎに使いたい人。 

→70代になると掛け金負担がかなり多くなるので、ずっと継続するのではなく、60歳程度までの保障を割り切ったほうがいいでしょう。

★こんな人は慎重に 

対象:80歳までの予備資金として700万〜800万円程度の貯蓄がある人 

→予備資金があれば、整理資金は確保済みなので、入院日額5000円程度の保険商品を使わなくても、貯蓄でカバーできるでしょう。 

(2009年7月末現在)

マネーカウンセリングネットWealth
ファイナンシャルプランナー(CFP(R))
一級ファイナンシャルプランニング技能士 吹田朝子



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