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注目商品200402 ながいきくん(ばらんす型) 郵政公社
ながいきくん(ばらんす型) 郵政公社(簡保)
2004年1月、簡保から定期付終身保険が発売されました。定期付終身保険とは言え、従来の民間の商品とは少し異なります。商品の特徴をいくつか挙げますと、
・終身保険と定期保険部分を合算して1000万円まで
・終身保険と定期保険の内訳は、終身保険部分が保障額の2分の1(ばらんす2倍型)か、5分の1(ばらんす5倍型)のどちらかに限られる。
・定期保険部分の更新はできない。
・保険料払込済年齢は、60歳、65歳、70歳のいずれかで、定期保険部分の保障は払込済年齢までとなる。
・災害特約、疾病傷害入院特約の特約金額は、当初の保障額を上限とすることができる。
●加入例 ながいきくん・ばらんす型5倍30歳男性、60歳払込済| 基本保障 | 1,000万円 | | 災害特約 特約金額 | 100万円 | | 疾病傷害入院特約 特約金額 | 1,000万円 | | 保険料(月払い) | 27,940円 |
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●死亡保障の内容| 病気の場合 | 60歳まで1,000万円 60歳以降200万円(一生涯) | | ケガの場合 | 60歳まで1,100万円 60歳以降300万円(一生涯) |
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●入院保障の内容| 加入後1年経過前 | 5,000円/日 | | 加入後2年経過前 | 10,000円/日 | | 加入後2年経過後 | 15,000円/日(一生涯) |
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簡保の入院保障の保障額は、特約金額の加入後1年経過前は1000分の0.5、加入後2年経過前は1000分の1、加入後2年経過後は1000分の1.5と定められています。
つまり、従前の商品で、一生涯の入院保障を15,000円確保しようとすると、終身保険1,000万円に加入する必要があり、30歳男性、60歳払込済みの場合、保険料は42,040円と、非常に高くなってしまっていました。
今回の商品は、保険料を抑えて一生涯の医療保障を確保できるようにした、という印象を受けます。
さて、もしこの保障内容が必要、ということであれば、民間生保会社の保険と比べた場合、保険料はどうなのでしょうか?ほぼ同じ内容で、組み合わせてみました。
●30歳男性、いずれの契約も60歳払込済| 利率変動型終身保険(A社) | 200万円 |
| 定期保険(B社)60歳まで | 800万円 |
| 終身医療保険(120日型C社)入院日額 | 15,000円 |
| 月払い保険料合計 | 17,251円 |
ながいきくん・ばらんす型は、保険料の払い込みが短期で保障は一生涯続く、途中で死亡保障が少なくなっても、入院保障の保障額をキープできる、という点がメリットと言えますが、民間生命保険会社の商品も、定期付終身保険のようなセット商品ではなく、こうして単品を組み合わせることによって、殆ど同じ内容の保障を作ることが可能です。
ところが、月払い保険料には約1万円もの差が生じます。
特に、上記ながいきくんの場合、特約保険料が20,440円、民間終身医療保険は10,335円で、この部分での保険料の違いが大きく影響しています。
総合評価
☆
死亡保障を得るために加入するのであれば、全国の郵便局で手続きができる、国の保護という安心感があるという簡保だからこそのメリットはあるものの、特約(入院時の保障)を付けると民間との保険料の差はかなり大きくなる。
終身の入院保障を得るためであれば、やはり民間生保に軍配が上がりそう。
保険料や商品内容情報は2004年2月時点のものです。
ファイナンシャル・プランナー(CFPR)高田晶子
簡易保険参照ページ
簡易保険の定期保険の保険料検討
簡易保険の終身保険の保険料検討
簡易保険の医療特約の保険料検討
ながいきくん(ばらんす2倍・5倍)
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