第一生命さんの「経営品質」と金融庁監督指針改正第一生命
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第一生命さんの「経営品質」と金融庁監督指針改正
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▼バードレポート メルマガ版 2006.3.29.
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生命保険の情報「保険選びネット情報」
生命保険の重要事項説明…金融庁による監督指針の改正
第一生命さんの「経営品質」と「ご契約者第一主義」
明治安田生命さんの掲示板への書き込み
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●生命保険の重要事項説明…金融庁による監督指針の改正
bird発行人のビジネスでの主戦場は不動産です。
不動産売買の場面で「重要事項説明」というと、背筋がピンとし
ます。不動産が動く場面では、不動産のプロは「重要事項説明書」
の作成とその説明に神経をつかい、極めて緊張する作業です。
それを間違えば、即座に損害賠償にもなりますし、不動産の免許
がフッ飛ぶこともあります。
ある不動産屋さんは大きな物件の仲介をほとんど決めたものの、
重要事項説明をキチット書くと、その不動産担保で融資する銀行か
ら融資がでない。だからといってその一部分を省略すると銀行から
訴えられる可能性があるとして、多額の報酬を得られる仲介を諦め
ました。ほんの些細なところだったのですが…。
さて保険業界にも重要事項説明があります。
不動産での重要事項説明は上記のように厳しいものです。そのつ
もりで多少調べてみると、なんとテキトーなものか。驚きです。
「保険業法上の重要事項説明…文書交付だけでいい」
http://www.hoken-erabi.net/seihoshohin/goods/9110.htm#4
もちろん、業法一般ではなく、個別の保険プロによっては、涙ぐ
ましいほどの努力をなさっています。「ご契約のしおり・約款」に
様々な色でマーカーをひいて、時間をかけて誤解のないように説明
している保険のプロはたくさんいます。
ただし保険業界も不動産業界も同じですが、皆が皆そうだともい
えないのも事実です。
さて保険業における重要事項説明の内容が改正されます。
アカラックスさんにセミナーでbird発行人は勉強してきました。
http://www.acalax.jp/hp/seminar/kakoseminar/2006/060314.pdf
保険会社の現場は対応に大忙しでしょう。
「保険会社向けの総合的な監督指針」の一部改正について
http://www.fsa.go.jp/news/newsj/17/hoken/f-20060228-2.html
「保険会社向けの総合的な監督指針」新旧対照表
http://www.fsa.go.jp/news/newsj/17/hoken/f-20060228-2/03.pdf
http://www.fsa.go.jp/news/newsj/17/hoken/f-20060228-2/02.pdf
今回の金融庁の指針をみると次のような文章が見えます。随分細
かいところまで指示されるのですね。小学生の母親が子供に宿題の
書き方を指導しているような細かさです。
説明するにあたっては十分な時間の確保をしろといいながら、「
顧客の…利便性が損なわれないかについて考慮するものとする」と
いっています。つまり顧客に時間をとらせるな、簡単にやれ、とい
っているようにしか読めないのですが。
なんと電話でも重要事項説明はかまわないのです。まあ通信販売
もあるからすべて対面説明とはいえないのでしょうが。
不動産における宅地建物取引業法の「重要事項説明」の厳しさと
は似て非なるものに思えます。
-------------------------------------------
□新監督指針から抜粋
「当該書面に記載すべき事項について、以下の点について留意した
記載とされているか。
文字の大きさや記載事項の配列等について、顧客にとって理解しや
すい記載とされているか。
(注)例えば、文字の大きさを8 ポイント以上とすること、文字の
色、記載事項について重要度の高い事項から配列する、グラフや図
表の活用などの工夫。当該書面に記載する情報量については、顧客
が理解しようとする意欲を失わないよう配慮するとともに、保険商
品の特性や複雑性にあわせて定められているか。
(注)通常は顧客が理解しようとする意欲を失わない程度の情報量
としては、例えば、「契約概要」・「注意喚起情報」を併せてA3
両面程度のものが考えられる。
当該書面の交付にあたって、契約締結に先立ち顧客が当該書面の内
容を理解するための十分な時間が確保されているか。
(注1)「注意喚起情報」については、顧客に対して効果的な注意
喚起を行うため、契約の申込時に説明・交付することでも足りる。
(注2)顧客に対する十分な時間の確保にあたっては、保険商品の
特性や販売方法を踏まえる一方、顧客の理解の程度やその利便性が
損なわれないかについて考慮するものとする。
電話・郵便・インターネット等のような非対面の方式による情報の
提供及び説明を行う場合は、……に規定する内容と同程度の情報の
提供及び説明が行われているか。例えば、少なくとも次のような方
法により顧客に対して適切な情報の提供や説明が行われているか。
イ.電話による場合
募集人が顧客に対して口頭にて説明すべき事項を定めて、当該書面
の内容を適切に説明するとともに、当該書面を読むことが重要であ
ることを口頭にて説明のうえ、郵便等の方法により遅滞なく当該書
面を交付する方法
-------------------------------------------
また従来は簡単な表現だった監督指針も、随分詳細に示されてい
ます。次も一部抜粋です。
-------------------------------------------
□従来の監督指針
保険商品の取引条件の有利性を示す際に、制限条件等を併せてわ
かりやすく示さないことにより、契約者等に著しく有利との誤解を
与える表示となっていないか。
□改正後の監督指針
保険商品の取引条件の有利性を示す際に、制限条件等を併せてわ
かりやすく示さないことなどにより、契約者等に著しく有利との誤
解を与える表示となっていないか。
例えば、保険料の表示に関して、主たる契約者層とは考えられな
い若年層等の保険料を用例とし、その適用年齢等の条件表示を著し
く小さく表示しているため、契約者等が見落とすような表示となっ
ている場合には、他の年齢層等の契約者等についても当該保険料が
適用され、実際のものよりも著しく安いとの誤解を与えるおそれが
あることに留意する必要がある。
また、保険商品の取引条件に関する有利性と直接関係のない情報
を表示し、あたかも有利であるかのごとき表示をなしている場合に
は、実際のものよりも著しく有利であるとの誤解を与えるおそれが
あることに留意する必要がある。
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こんなに詳細に記述されたというのは、こういった問題がたくさ
んあったからなのでしょう。たとえばつぎのような消費者を馬鹿に
したような第一生命さんの設計書とか…。
●第一生命さんの「経営品質」と「ご契約者第一主義」
ところで第一生命さんは被害者に対してどうしているのでしょう
か。まだお返事を頂いていません。
第一生命社長さんへの公開質問状
http://tinyurl.com/germl
「堂堂人生のトホホな転換設計書」
http://www.hoken-erabi.net/seihoshohin/goods/0789.htm
「転換契約の設計内容については個別の保険設計の問題かもしれ
ません。しかし、転換前と転換後と比べて有利な点だけを示すよう
な設計書システムを準備したというのは個別の保険設計の問題では
ありません。明らかにその企業の経営の姿勢の問題だと思うのです
が、いかがでしょうか。
『言い訳』をいれたのは設計書に問題があると経営サイドで認識
したのでしょう。誰がどのように責任をとり、また過去の「誤解さ
せられて」契約してしまった契約者に謝罪し回復するのでしょうか。
これは雪印や日本ハムのような現場による暴走ではありません。」
日本経済新聞2006.2.23の広告に第一生命の斎藤勝利社長が次の
ように書いています。
「われわれは『ご契約者第一主義』の理念を、百年以上にわたっ
て一貫して守り続けてきた。そしてその理念をベースに、『生涯設
計』『経営品質の向上』を経営方針の二本柱に据えている。」
bird発行人はこれを読んで考え込んでしまいました。
転換設計書とは既に契約している既契約者に対する提案です。つ
まり既に「ご契約者様」でありその「ご契約者様」に対する提案で
す。その「ご契約者様」に対する「生涯設計」が、このトホホな転
換設計書であり、そんな設計書を本社サイドとして営業サイドやご
契約者様に提供することが「経営品質」であり「ご契約者第一主義
」のようです。
第一生命さんの各商品は自社のためによく工夫されています。会
社としての頭のよさにいつも感心します。
http://www.hoken-erabi.net/seihoshohin/goods/0111.htm
しかし、掲示板その他においても、第一生命さんの契約者からの
転換についてのお悩みは他社と比べて随分多く感じます。前社長は
会長に退いたのですから、そこに気兼ねすることなく、斎藤勝利新
社長にこそは「ご契約者第一主義」でがんばって欲しいものです。
明治安田生命さんのがんばりのように…。
http://www.hoken-erabi.net/seihoshohin/goods/9110.htm#3
http://www.hoken-erabi.net/seihoshohin/goods/9111.htm#3
さて、不祥事回復のための明治安田生命さんのここ2-3ケ月の動
きには目を見張るものがあります。
三利源公表
・
社員総代公募
・不
服申立制度…。この姿勢に他の生保各社はついていけないでしょう。
http://www.hoken-erabi.net/seihoshohin/goods/9190.htm#4
「保険選びネット」の管理人としてはこの動きには心から応援し
ます。さらに明治安田生命さんに関して、管理人にとってとてもう
れしいことがもうひとつ起こっています。
「保険選びネット」では各保険会社についての「勝手」掲示板を
もうけています。
http://www.hoken-erabi.net/seihoshohin/com/keiji_list.htm
各保険会社の本社サイドからは迷惑千万な掲示板でしょう。当然
に各保険会社さんの本社サイドからは長らく無視を続けられて頂い
ています。そして「回答者がいない・少ない」として、評判はあま
りよくない掲示板ですが、各社の社内雰囲気までも伝わってくるの
で、管理人としてはこの「勝手」掲示板は好きなのです。
明治安田生命さんの掲示板では、これまでも同社の営業員さんた
ちが商売抜きでとても丁寧な回答を続けていただいています。(皆
さんご回答ありがとうございます。)
http://tinyurl.com/gj6c3
そして最近は明らかに本社サイドの方と思われる方が、時折です
が、ユーザーからの様々な質問に対して丁寧なご回答をいただくよ
うになっています。「本社サイド」の「バンニン」さんというお名
前。シャレの分かるいいお名前です。ご回答がオフィシャルな立場
でなのかプライベートな立場でなのかはわかりませんが、バンニン
さん、ありがとうございます。
保険会社の本社サイドの方が掲示板に、このようなまっとうな対
応をいただけるとは思っていませんでした。会社公認であってもそ
うでなくとも、明治安田生命さんは確かに会社が変わってきている
のでしょうね。そうでなければ「こんな掲示板」に「本社サイド」
として書き込むことなどありません。会社全体が反省し再起に向け
て努力してがんばっていることが伺えます。
一方で書き込みを禁止し、抹消を指示したカタカナ国内生保さん
もいるのです。
次のページの後半「保険選びネットHOKEN相談相手探しの登録者
減少」をご覧下さい。社名は書いていませんが、ヒントを書いてい
ますので、分かる方にはどこだか想像できると思います。
http://www.bird-net.co.jp/rp/MM050225.html
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