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JA共済の医療共済セットプランby しごとにん(57)
JA共済の医療共済セットプラン
一般的に「共済は安い」というイメージがあるようです。
これまで県民共済や国民共済を取り上げることがありましたが、必ずしも掛金(保険料)が安いということではないようでした。
今回は初めてJA共済にぶち当たりましたので、その分析と他社との比較などしていきたいと思います。
JA共済は県民共済などと違い、「18〜60歳まで一口2000円」などという無茶な設定ではなく、通常の生命保険と同じように年齢ごとに保険料が変わってきます。
特約てんこ盛りの「医療共済」の提案
ここでは30歳男性で指定年齢を60歳で算出しています。
主契約が終身医療とがん保険、終身(死亡)保険がひとつになったもので、他に箱型定期、収入保障、傷害保険が特約で付加されているセットプランです。
セットになっている、ということはバラバラに加入するより保険料は安くなっているのではないか、と考えられますのでまずそこを検証してつくってみたのだプラン1です。
「ほぼ同じ保障内容」というテーマで各社から寄り選りの商品を組み合わせて、「医療共済」のセットプランと比べてみました。

何ということでしょう。
寄せ集め軍の方が保険料が安くなってしまいました。
保障内容では重度障害年金の部分で負けていますが、がんの診断給付金やけがによる入院や手術において保障内容は充実しています。
収入保障の無事故給金は保険料の差額で相殺されてしまいます。
(60歳までの保険料の差額は約124万円となり72万円を越えます)
更に、エコノミータイプとしてプラン2も出してみました。
こちらは一入院の日数を60日となるEVERを使い、終身保険もそのEVERの特約で賄いました。
これでは元々肝となる医療保険の保障内容を下げることになりますので、比較対象としてはどうかと思いますが、実際の現場ではこのような提案も致します。
この辺は、お客様次第といったところで、お好みに合わせて様々な商品を出し入れしてご納得いただければいいと思います。
ただ、ここでは、共済だから、セットだから保険料が安いのではないことを認識しなければなりません。
大手国内生保のような、将来の保険料アップや選択肢を狭めるような酷いプランではないですが、他社の連合によるベストプランと比較すると明らかに見劣りすることは否めません。
お勧めプラン
一時期「生命保険は最低限でいい」というスローガンを謳って営業していたことがあります。
今でも同じ気持ちですが、闇雲に削ればいいというものでもありません。
しかし、ここで「最低限」として表にないプラン3を紹介します。
と言っても、プラン2から傷害保険をはずしたものです。
傷害保険はAIUなのですが、ここでは月額5,200円です。
その分を差し引くと保険料は14,674円となります。
傷害保険をはずす理由を挙げますと
- 疾病による死亡・入院:けがによる死亡・入院の比率が95:5
- けがによる入院・手術は医療保険で付保できている
- 死因によって保障額が変る前提でプランニングはしていない
- けがの大きな要因である自動車事故については自動車保険で付保しているケースがほとんど
- 職場や通勤時のけがは労災で付保されている
以上5つの理由から傷害保険を別途で加入することはお勧めしません。
一入院の日数は様々な議論がありますが、「生命保険は最低限・・」というコンセプトから、表にはないプラン3をお勧めいたします。
2009年2月
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