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 ■--収入保障特約について(一面的な批判の前に)
 >>>たあ輔   -- 2004/03/23-12:59..No.[2198]
    こちらのサイトで収入保障保険について以下のような記述がありました。

>死亡事故が発生する時期によっても『設計書』に表示された金額が受取れないことがある。なぜかというと、「年金」が支払われる期間が決められていて、『死亡事故発生の時期』が『年金の支払期間終了の時期』に近ければ近いほど、支払われる金額はトータルで少なくなっていくからである。
大体の場合、この『年金の支払期間』には『最低保証期間(回数)』があり、例えば『10年(回)は受取れます』などど説明されている。しかし、多くのパターンとして「保険期間」は『最低保証期間』より長期(大抵は終身)の契約をするもの。確率的に、やっぱり(?)『設計書』に表示された金額は受取れないことになる。もっとも、(だから保険料が安い!)と言われれば、それもそうなのだけれど…。
(以上、こちら から抜粋)

私はこれは逓減型や収入保障という保険のメリットだと思うのですが。
必要保障額って原則的には減っていくものだと思いますので合理的ですよ。
全期型や更新型で一定保障額をずっとキープするよりは理にかなっている。
(必要保障額の減り方にぴったりと連動するわけではないので
あまり役に立たない局面もあるだろうとは思いますが)

「保険料は安いけどリターンも少ないから駄目な商品」という一面的な批判の前に
なぜそういう仕組みになっているのか検討した上で書くべきでは?




>>> ROONETT -[URL]  -- 2004/03/23-13:29..No.[2200]
 
    たあ輔さん、こんにちは

わたくし自身、日々の営業の中で収入保障タイプの定期保険(特約)をお勧めすることが多いです。たあ輔さんがご理解のように、必要保障額を合理的にカバーできて、なおかつ保険料のご負担も少なくなることが多いからです。

ご指摘のHiana-chanさんのコメントは、アカウント型の保険が主流になる以前に大手保険会社の証券に見られた「収入保障特約」「生活保障特約」などの名称の特約についての記述かと思います。特徴はは10年更新や15年更新という特約の保険期間+最低保証期間だけ年金が支払われるという基本は同じですが、期間の変化の仕方が5年ごとに減少するなど、時期によって変わっていくため図示しにくい部分があります。

そのような点を詳細に説明しないまま、契約直後の保障額が特約の保険期間中ずっと継続するような誤解を生じさせる提案書が見られたという点を問題視しての記述かと思います。

名称は似ていますが、たあ輔さんがご存知の前述のタイプのものとは保障内容が異なっています。

非常にわかりにくいかと思いますが、わたくしが読ませていただいた限りに於いては、Hina-chanさんのコメントに誤りはございません。

現在はアカウント型が主流になっているので、新規契約で勧められることはあまりないのかと理解していますが、実際のところはどうなのでしょう?
 

>>> bird管理人   -- 2004/03/24-10:12..No.[2218]
 
    収入保障タイプについてご指摘をいただきました。ありがとうございます。このサイトの管理人です。

↓■自由設計型(アカウント型)商品の保険設計書の読み方
こちら

>「保険料は安いけどリターンも少ないから駄目な商品」
>という一面的な批判の前になぜそういう仕組みになって
>いるのか検討した上で書くべきでは?

逓減定期保険そのものについては、その方の人生保障のプランニングにあっている限りいいものだと思います。そして契約者が自らの保障の逓減性について理解しているという前提に立てば、いいものだと思います。

逓減定期保険と収入保障保険はほぼ同じです。ただ収入保障保険となった瞬間によく分からない保障になってしまいます。収入保障保険、特に複雑な自由設計型(アカウント型)に組み込まれた特約について、契約者に「あなたの保障額はいくらですか?」とお聞きして、正確に理解している契約者がどのくらいいるでしょうか。「毎月幾らで…」とまで認識していれば、立派です。しかしそれが「一時金…つまり総額の現在価値として幾らぐらいになるのですか」となればほぼ全滅でしょう。

つまり問題は逓減定期そのものではなく、また収入保障商品の問題ではなく、売り方の問題だと思っています。ご指摘いただいたページは「自由設計型(アカウント型)商品の保険設計書の読み方」のページです。設計書の読み方の段階での注意として取り上げさせていただきました。


↓■「年金受取」型死亡保障は逓減保障
こちら

またこのページの最下部に「年金を一時金に換算するには」で取り上げていますが、現在価値にする段階の考え方も複雑です。

年金年額100万円を30年間に亘り合計3000万円を年金で受け取る「保険金」と一時で3000万円を受け取る「保険金」とどちらが価値があるのか…年3%で割り引くと、年金払い形式で総額3000万円のものは1950万円の現在価値です。それに対する保険料を一時金3000万円に対する保険料と比較すればそれは安くて当然です。

つまり問題は年金払いになることで保険料が一見「安く」見えてしまう、ということです。これはしっかり説明されれば問題ではありません。保険商品の問題ではなく売り方の問題です。

被保険者が死亡した場合には、保険金を年金払いの保険契約であっても、その年金払い保険金について現在価値で一括で受け取れるものであれば、多くのケース(というよりほとんどのケース)について一括で受け取られていると聞きます。


↓■大手生保主力商品の保険料比較
こちら

蛇足ですが、このページでのための資料比較をしている際に実感したのは、収入保障保険という「年金払い」保険金になってしまうと、特に保険料についての他商品との比較がほとんど困難になってしまうということです。

保険会社にお願いしたいことなのですが、収入保障保険や年金払特約で「年金払い」を原則とする設計書であっても、それを一括現金払いとした場合の一時金の金額(現在価値)をはっきり明示していただきたいと思っています。

次のように(東京海上日動あんしん生命)のようにきっちりと説明されているケースもあります。
こちら